2022年 06月 16日
夏草や・・・夢の跡
先日、難波宮跡(なにわのみやあと)の横を通った。
大極殿や建物の遺構、石畳などの一部を除き、一面夏草が茂っていた。
その時浮かんだのが
「夏草や 兵(つわもの)どもが夢の跡」
松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中、奥州平泉の地で読んだ有名な俳句。
難波宮(なにわのみや)は、さらにずっと昔。
弥生時代後期から古墳時代、大化の改新の頃、古代の宮殿という記述があった。
(ネット検索より)
NHKも歴史博物館のある場所も、難波宮跡の中だ。
公園になっているので、気候の良い季節の週末や休日は友人・家族連れで賑わう。


後期難波宮の大極殿基壇(だいごくでんきだん)
その昔は、都として大きな大極殿やその他の建物、市なども立ち、
多くの人々が行き交い賑わっていたのだろう。
突然、すぐ横の草むらから鳩が飛び立って驚いた。
草の中で餌でも食べていたのか、何羽もの鳩が次々飛び立っていった。
高い草にすっぽり隠れていたので飛び立つまで全く気がつかなかったのだ。
去年は一年を通じて通った道。
木々の様子、草の背丈、生えている草の種類、広い空や雲の様子も
季節が進むにつれて変わっていく。
季節が進むにつれて変わっていく。
科学が発達した未来でも、タイムマシーンは実現不可能と言われている。
それでも・・・行って実際に見てみたい。
暮らし向きは違っても、人としての喜びや悲しみの気持ちは
変わらないような気がする。
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by yumemiso01
| 2022-06-16 23:05
| 心・ひとりごと
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